40代会社員が1ヶ月のプチファスティングで体と免疫力を劇的改善した話

📝 体験者プロフィール
- 年齢:44歳
- 職業:IT企業会社員(管理職)
- 勤務形態:平日9:00-18:00(残業あり)
- 家族構成:妻、子供2人
- 実践期間:2024年9月1日〜9月30日(1ヶ月間)
- 開始時の健康状態:やや肥満、疲労感、風邪をひきやすい
1. Kan-Fastingとの出会い
40代に入ってから、体の変化を日々実感するようになりました。朝起きるのがつらい、疲れが取れない、ちょっとしたことで風邪をひく…。
そんな時、かんさんの「プチファスティング」に偶然行きつきました。
最初は「断食なんて無理」と思っていましたが、話を聞いてみると完全に食事を抜くわけではなく、食事の時間を調整するだけの方法があることを知りました。
忙しい会社員でも続けられそうだと感じ、1ヶ月間チャレンジすることにしました。
2. プチファスティングってなに?

基本的な仕組みと定義
プチファスティングは「間欠的断食(Intermittent Fasting)」とも呼ばれ、一定時間食事を摂らない時間を作ることで、体の代謝機能を活性化させる健康法です。
完全に食事を断つわけではなく、食事の時間帯を制限することが特徴です。
一般的なファスティングとの違い
- 期間:数日間の断食ではなく、毎日決まった時間帯のみ
- 負担:極端な空腹感や体調不良のリスクが低い
- 継続性:日常生活に組み込みやすく、長期継続が可能
- 安全性:医師の指導なしでも比較的安全に実践できる
主な種類
16:8法
16時間断食、8時間以内に食事を済ませる最もポピュラーな方法
5:2法
週5日は通常食、2日は摂取カロリーを25%に制限
14:10法
初心者向け。14時間断食、10時間以内に食事
OMAD法
1日1食。上級者向けの方法
3. 始めたきっかけ

40代になると健康への意識が高まってくる
健康への不安や悩み
44歳になって、以下のような症状が気になるようになりました:
- 朝の目覚めが悪く、疲れが残っている感覚
- 季節の変わり目に必ず風邪をひく
- お腹周りの脂肪が落ちにくくなった
- 集中力の低下と午後の眠気
- 健康診断での数値悪化(中性脂肪、血糖値)
プチファスティングを選んだ理由
数ある健康法の中でプチファスティングを選んだのは、以下の理由からです:
- コストがかからない:特別な食材やサプリメントが不要
- 時間効率:むしろ食事準備の時間が短縮される
- 科学的根拠:多くの研究で効果が証明されている
- 柔軟性:忙しい日は調整可能
期待していた効果
- 体重減少とウエストサイズダウン
- 疲労感の軽減と活力向上
- 免疫力向上による風邪予防
- 集中力の改善
- 血液検査数値の改善
4. 実践方法と準備
16:8法のタイムスケジュール例

選択した方法(16:8法)
数ある方法の中から、最も実践しやすい16:8法を選択しました。具体的なスケジュールは以下の通りです。
🌅 朝(6:00-12:00)
断食時間
水、お茶、ブラックコーヒーのみ
🍽️ 昼(12:00-20:00)
食事時間(8時間)
昼食と夕食をこの時間内に
🌙 夜(20:00-6:00)
断食時間
水分補給のみ
📅 休日調整
家族との食事を優先
13:00-21:00に調整
準備期間でやったこと
いきなり16時間断食を始めるのではなく、1週間かけて体を慣らしました。
- 1-2日目:12時間断食(20:00-8:00)
- 3-4日目:14時間断食(19:00-9:00)
- 5-7日目:16時間断食(20:00-12:00)
必要なアイテムや環境整備
🛠️ 準備したもの
- 体重計・体組成計:毎日同じ時間に測定
- スマートフォンアプリ:断食時間の管理
- 水筒:職場での水分補給用
- カフェインレス茶:夜間の水分補給
- 記録ノート:体調や気づきの記録
5. 体験談 – 1週目の記録

【1日目】
朝食を抜くことへの不安がありましたが、意外にも10時頃まで空腹感はありませんでした。11時頃から軽い空腹感を感じましたが、水を飲むことで紛らわせました。昼食(12:00)は普段より美味しく感じられました。
【2日目】
朝の空腹感は1日目より軽減。ただし、11:30頃に強い空腹感があり、集中力が少し下がりました。この日から、10:30頃に温かいお茶を飲むことにしました。
【3日目】
朝の体重が開始時より0.5kg減少。空腹感への慣れも出てきて、午前中の作業効率が向上しているように感じました。
感じた困難と対処法
| 困難 | 対処法 | 効果 |
|---|---|---|
| 朝の空腹感 | 温かい緑茶を飲む | 空腹感が和らぐ |
| 同僚からの誘い | 事前に説明、昼食で参加 | 理解を得られた |
| 夜の間食欲求 | 歯磨き、早めの就寝 | 習慣化しやすい |
| 週末の家族の朝食 | 食事時間を13:00-21:00に調整 | 家族時間を確保 |
身体的・精神的な変化
🎯 1週目で感じた変化
- 身体的変化
- 体重:-1.2kg
- 朝の目覚めが改善
- 午前中の集中力向上
- お腹の軽やかさ
- 精神的変化
- 食事への意識が変化
- 自制心の向上
- 達成感の実感
- 時間の有効活用
6. 体験談 – 2-4週目の記録
慣れてきた変化
【2週目】
空腹感への慣れが定着し、朝食を摂らないことが自然になりました。この頃から、午前中の作業効率の向上を明確に実感。会議での集中力も向上し、同僚から「最近調子良さそうですね」と言われるようになりました。
【3週目】
体重減少が順調に続き(-2.8kg)、ベルトの穴が1つ縮まりました。また、この週は季節の変わり目でしたが、例年なら風邪をひくところ、体調を崩すことなく過ごせました。
【4週目】
プチファスティングが完全に生活習慣として定着。食事の質も自然と改善され、野菜や魚を多く摂るようになりました。
効果を実感した瞬間
💫 印象的だった変化の瞬間
- 14日目の朝:いつもより1時間早く目が覚め、体が軽やかだった
- 18日目の会議:3時間の長時間会議で集中力が最後まで持続
- 21日目の健康診断:中性脂肪値が正常範囲に改善
- 25日目の階段:5階まで息切れなしで上れた
継続のコツ
2週目以降、継続するために意識したポイント
- 柔軟性を持つ:大切な会食の時は時間を調整
- 記録の習慣化:毎朝の体重測定と体調記録
- 周囲への説明:家族や同僚の理解を得る
- 小さな変化を喜ぶ:体重だけでなく体調の変化も評価
7. 実感した効果・メリット

体重・体調の変化
| 項目 | 開始前 | 1ヶ月後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 体重 | 78.5kg | 74.8kg | -3.7kg |
| ウエスト | 88cm | 83cm | -5cm |
| 体脂肪率 | 22.5% | 19.8% | -2.7% |
| 中性脂肪 | 185mg/dl | 128mg/dl | -57mg/dl |
| 血糖値 | 108mg/dl | 95mg/dl | -13mg/dl |
生活リズムの改善
- 睡眠の質向上:就寝時間が30分早くなり、深い睡眠を得られるように
- 朝の目覚め改善:目覚まし時計より早く自然に起床
- 時間の効率化:朝食準備時間(30分)を有効活用
- 食事の質向上:量より質を重視する意識に変化
精神面での変化
🧠 メンタル面の向上
- 集中力の向上:午前中の作業効率が約30%向上
- 自己肯定感の向上:継続できた達成感
- ストレス耐性の向上:イライラすることが減少
- 意志力の強化:他の健康習慣も継続しやすくなった
意外だった副次効果
- 食費の削減:月約8,000円の節約
- 胃腸の調子改善:胃もたれや膨満感が解消
- 肌の調子向上:妻から「肌がきれいになった」と言われた
- 体臭の軽減:加齢臭が気にならなくなった
8. 困った点・デメリット
実際に直面した問題
⚠️ 注意が必要だった点
- 初期の空腹感:最初の1週間は午前11時頃の空腹感が辛い
- 頭痛:3-4日目に軽い頭痛が発生(水分不足が原因)
- 便秘気味:食事回数が減ったことで一時的に便秘になった
- 冷え性の悪化:代謝低下により手足の冷えを感じた
社交面での影響
- 朝のコーヒータイム:同僚との朝食時間のコミュニケーションが減少
- 接待や会食:時間調整が必要で、時に断らざるを得ない場面も
- 家族の理解:最初は家族から心配された
対処法として実践したこと
| 問題 | 対処法 | 結果 |
|---|---|---|
| 空腹感 | 温かい飲み物、散歩 | 1週間で慣れた |
| 頭痛 | 水分摂取量を増やす | 3日で解消 |
| 便秘 | 食物繊維を増やす | 2週間で改善 |
| 冷え性 | 軽い運動、入浴時間延長 | 徐々に改善 |
9. 継続するためのコツ
モチベーション維持方法
🎯 継続のための工夫
- 記録の見える化:グラフで体重変化を可視化
- 小さな目標設定:週単位での目標を設定
- ご褒美システム:1週間継続で好きなものを食べる
- 仲間作り:同僚を巻き込んで一緒に実践
挫折しそうになった時の対処法
- 完璧を求めない:80%できれば良しとする
- 理由を明確にする:なぜ始めたかを思い出す
- 調整の許可:特別な日は柔軟に対応
- 再開のハードルを下げる:1日休んでも次の日から再開
生活に取り入れる工夫
🏢 平日の工夫
- 朝の通勤時間を有効活用
- 昼食は栄養バランスを重視
- 午後のおやつは控える
🏠 休日の調整
- 家族との食事時間を優先
- 時間帯を13:00-21:00に変更
- 外食時は量より質を重視
10. 免疫力向上と自然免疫活性剤
プチファスティングによる免疫力への効果
1ヶ月間のプチファスティング実践で、最も驚いたのは免疫力の向上でした。これまで季節の変わり目には必ず風邪をひいていましたが、実践期間中は一度も体調を崩すことがありませんでした。
🛡️ 免疫力向上のメカニズム
- オートファジーの活性化:細胞の自己浄化機能が向上
- 炎症の軽減:慢性炎症が抑制される
- 腸内環境の改善:善玉菌が増加し、免疫機能が強化
- ストレス軽減:コルチゾール値が低下し、免疫システムが正常化
体を整えることで得られる総合的な効果
プチファスティングを通じて体を整えることで、以下のような総合的な効果を実感しました:
- 疲労回復力の向上:短時間の睡眠でも疲れが取れやすくなった
- 集中力・判断力の向上:仕事の効率が大幅に改善
- 精神的な安定:イライラや不安感が減少
- 肌や髪の質改善:見た目にも若々しさを感じるようになった
- 基礎代謝の向上:太りにくく痩せやすい体質に変化
- 病気への抵抗力:風邪やインフルエンザにかかりにくくなった
免疫力低下時の対処法と自然免疫活性剤
プチファスティング中に免疫力が一時的に低下したと感じた時や、風邪の初期症状を感じた時の対処法をご紹介します。
🍯 マヌカハニー
抗菌・抗炎症作用が強く、喉の不調や免疫力向上に効果的。UMF10+以上を選択。
🍄 霊芝エキス
免疫調整作用があり、長期的な免疫力向上をサポート。ストレス軽減効果も。
🟠 プロポリス
天然の抗生物質とも呼ばれ、ウイルスや細菌への抵抗力を高める。
🧄 アリシン(にんにく)
強力な抗菌・抗ウイルス作用。疲労回復と免疫力向上に効果的。
具体的な免疫力サポート方法
💊 実践した自然免疫活性法
- 朝のルーティン:起床後にマヌカハニー小さじ1杯を摂取
- 昼食時:発酵食品(納豆、キムチ、ヨーグルト)を必ず摂取
- 夕食時:にんにくやしょうがを積極的に料理に使用
- 就寝前:プロポリス入りののど飴を舐める
- 週2回:霊芝茶を飲んでリラックスタイムを作る
- 体調不良の兆候時:ビタミンCとビタミンDを追加摂取
免疫力測定と変化の記録
免疫力の変化を客観的に把握するため、以下の指標をモニタリングしました:
| 指標 | 開始前 | 1ヶ月後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 風邪の頻度 | 月1回程度 | 0回 | 改善 |
| 疲労回復時間 | 2-3日 | 1日以内 | 短縮 |
| 白血球数 | 5,200/μL | 6,100/μL | 向上 |
| CRP(炎症指標) | 0.15mg/dL | 0.08mg/dL | 改善 |
11. 医師・専門家の意見
安全性について
👨⚕️ 医師からのアドバイス
実践前に主治医に相談したところ、以下のアドバイスをいただきました。
- 健康な成人であれば16:8法は比較的安全
- 急激な体重減少は避け、月2-3kg程度の減少が理想的
- 水分摂取を十分に行うこと
- 栄養バランスを崩さないよう食事内容に注意
- 体調不良を感じたら即座に中止すること
注意すべき人
⚠️ プチファスティングを避けるべき人
- 糖尿病の薬を服用している人
- 摂食障害の既往がある人
- 妊娠中・授乳中の女性
- 18歳未満の成長期の人
- 重篤な疾患がある人
- 極度に痩せている人(BMI18.5未満)
正しい実践方法
- 段階的な開始:いきなり16時間ではなく、12時間から徐々に延長
- 水分摂取:1日2リットル以上の水分を摂取
- 栄養バランス:食事時間内でタンパク質、ビタミン、ミネラルを十分摂取
- 定期的な健康チェック:血液検査などで健康状態を確認
- 柔軟な対応:体調や生活状況に応じて調整
12. まとめ

総合的な感想
1ヶ月間のプチファスティング体験は、私の健康観と生活習慣を根本的に変える素晴らしい体験でした。
最初は「食べないなんて無理」と思っていましたが、実際には食事の時間を調整するだけで、これほど多くの健康効果を得られるとは想像していませんでした。
特に印象的だったのは、体重減少よりも体調の改善や免疫力向上の効果でした。
毎朝起きるのが楽になり、仕事への集中力が向上し、風邪をひきにくくなったことで、生活の質が大幅に向上したと感じています。
これから始める人へのアドバイス
🎯 成功のための5つのポイント
- 小さく始める:12時間から徐々に延長し、体を慣らす
- 水分を十分に:断食時間中も意識的に水分補給を行う
- 記録をつける:体重だけでなく体調の変化も記録する
- 柔軟性を持つ:完璧を求めず、8割できれば十分と考える
- 栄養バランス:食事時間内で質の高い食事を心がける
今後の継続予定
1ヶ月の体験を経て、プチファスティングは私の生活の一部として定着しました。今後も以下の方針で継続していく予定です。
- 基本は16:8法を継続:平日は12:00-20:00の食事時間を維持
- 週末は柔軟に調整:家族との時間を優先し、13:00-21:00に変更
- 月1回の振り返り:体重・体調・血液検査の結果をチェック
- 免疫力サポート継続:自然免疫活性剤の摂取を継続
- 新しい健康習慣の追加:運動習慣も組み合わせて相乗効果を狙う
📈 3ヶ月後の目標
- 体重:72kg台を維持(現在74.8kg)
- 体脂肪率:18%台を目指す(現在19.8%)
- 血液検査:すべての項目を正常値に
- 免疫力:風邪知らずの体質を維持
- 運動習慣:週3回の筋トレを追加
最後に
プチファスティングは、特別な器具や高額なサプリメントを必要とせず、誰でも今日から始められる健康法です。
40代になって健康に不安を感じている方、疲れやすさや免疫力低下を感じている方には、ぜひ一度試していただきたいと思います。
ただし、無理は禁物です。
自分の体と向き合い、体調の変化を注意深く観察しながら、段階的に進めることが成功の鍵だと感じています。
この体験談が、健康な生活を目指す皆さんの参考になれば幸いです。
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